3巻収録話!?ROUTE END ルートエンド第16話ネタバレ&感想、考察:柳女の闇

江崎の元へと向かった加藤。

一人残された柳女は過去を思い出します。

ROUTE END ルートエンド第16話あらすじ

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comicoリニューアル炎上で削除した人にオススメしたい漫画アプリ

また登場人物がごっちゃになるので雑な早見表を作りました

ROUTE END ルートエンド1巻を買ったので登場人物を整理する

前の話:ROUTE END第15話:生死

柳女の過去

無事江崎の元へたどり着いた加藤。

加藤は江崎に薬を処方してくれないかともちかけます。

しかし、江崎は薬は一時的な効果しかなく依存症の副作用もあると言います。

折角来たのだから、根本的な解決に向けて話し合おうと江崎は加藤に言います。

「さあ、心を開いて」

一人残された柳女は薬を飲んでいました。

自分は自然妊娠ができない体だとわかったのは思春期の頃。

先天性の病気で医者に自然妊娠は難しいと診断されたのでした。

画像引用:ジャンプ+

「あたし妊娠できないんだよね」

そう友人に笑う学生の頃の柳女。

それを聞き「え、平気?大丈夫?」と心配する友人。

そんな友人にこれだけ早いうちからわかっていれば覚悟もできるし、子供が欲しいと思ったこともない。

不妊治療をすれば可能性はあるかもしれないけど、お金もかかるし大変だから、自分は子供を産まない。

結婚も子供がいらないって人としかしない。

「そのうえイケメンで!」

そんな風に言った柳女を友人は「さっぱりして強いなぁ」と柳女につられて笑います。

まぁそんなうちから子供の事とかも考えにくいと思うんですよね。

私は中学生の頃友人に「将来子供は欲しいけど、旦那はどうでもいい」みたいな話を聞いて「すげー!もうそんな子供の事とか考えてるなんて!」と衝撃を受けましたね。

そういえばアラサーのくせに子供の事とか考えたことは多分ほぼないですね。

考えるとしても「子供の事とか本当は考えなきゃいけないんだろうな」って感じで本当に考えてるとはなかなか言い難い。

そう気丈な柳女にもショックを受けることがありました。

それは父親の部屋で見つけた不妊治療の本。

そっちの努力はしないとさんざん話し合った後のことでした。

身体が真っ赤に燃える様な衝撃。

孫が欲しいなら、どうして自分一人しか作らなかったのか。

私だって兄弟が欲しかった。

自分達は子供が作れるのに。

そう裏切られた様な気持ちを柳女は抱きました。

これはショックだろうなぁ。

多分父親も「自分が決めたのだからそうしなさい」みたいな当たり障りのない事しかその場では言わなかったんでしょうね。

それで「今はまだ子供だからそうでも、将来絶対子供が欲しいと思うだろうから、その時の為に今から調べておこう」みたいな根拠のない確信があったんでしょうね。

それを多分隠しもせずに普通に自分の部屋の本棚とか机の上に置いといたんじゃないでしょうか。

それを見つけた娘が傷つくなんてことは考えずに。

恋人

大人になった柳女はある男性から告白をされます。

その告白に、返事の前に知っておいて欲しい事が、と自らの身体について話す柳女。

画像引用:ジャンプ+

彼の答えは「俺はかまわない。子供が出来なくても。付き合うなら結婚まで考えてるし、子供も好きでもない。二人で楽しく過ごせると思う」という誠実なものでした。

彼の言葉を受け入れる柳女。

「ゴム要らないよ?」

初めてのセックスの時柳女は彼に言いました。

「自動的に買っちゃった」

そう言った彼は「自動的に買う位経験豊富なんだ」と柳女にからかわれます。

まぁでも妊娠しなくても感染症とかあるかもしれないし、あって困るものでもないんじゃないかな?

それが柳女にとっての初めてでした。

順調に彼と交際を重ね、婚約に至った柳女はそれを友人に報告します。

「子供に対する価値観が一緒の人がいて良かったね」

そう心の底から祝福する友人。

彼女は傍らの愛娘に言います。

「ほら、優香ちゃんにおめでとーって言ったげて」

まだ幼い彼女は「ケッコンうらややしい!」と言葉足らずに祝福してくれました。

そんな友人の日常。

子供がいる日常。

そして柳女の両親の元に彼が挨拶にやってきます。

結婚を前提に付き合っていると報告する彼に父は言います。

「娘を見初めてくれて嬉しいが、子供の事は聞いているのか?」

「子供はいらないって話し合ってる。向こうのご両親もそこは理解してくれてるから」

そう言った柳女に父は言います。

「そりゃあ向こうはそう言うしかないだろう」

その言葉にあの本を見つけた時の感情を思い出す柳女。

画像引用:ジャンプ+

彼もまた柳女と同じく一人っ子だと確認する父。

それを聞いて父の決意はますます頑なに決まった様でした。

「あまり優しさに甘えてもな。不妊治療すれば可能性はまだあるんだ。やる前に諦めるのも失礼な話だ」

「甘える?失礼?」

ショックのあまりオウム返しに聞き返す柳女。

そんな娘の心情を同じ女である母は見抜けなかった様です。

「まぁ一度くらい挑戦してもいいんじゃない?金銭的に少しくらいなら援助するし。ねぇ?お父さん」

そう父の肩を持ちます。

「そんな今更ー」

そう柳女が反論しかけた時、最後の砦が崩壊します。

「まぁそれは結婚すれば優香も気がかわることもあるでしょうし、その内また」

子供はいらない。

そう言ったから付き合い始めて、ありのままの自分を受け入れてくれるから結婚まで考えた男性。

その彼の裏切りにも等しい言葉でした。

うん、なんか男の人って「結婚すれば気が変わるだろう」って言う人ちらほら聞きますが、なんでこうちょっと上からなんですかね?

「俺が産みたいって思わせてみせる」とか。

せめて「一緒に欲しいって思えるようになればいいね」くらいのマイルド表現する人はあまり聞かない気がします。

自分は強い。

そう思っていた柳女。

でも強いから自分の弱さに気付かず、ずっと抑圧していたのかもしれない。

普通の価値観で発せられる言葉と、柳女の世界との差異。

それが少しずつ蓄積され、柳女はついに耐えられなくなります。

それは彼とのセックスの最中、嘔吐という形で現れます。

無理し続けると、意識より先にカラダが表現してくれる。

それを警告だと受けとった柳女は彼に告げます。

「別れよう?」

自分が悪いんだと、そう言って。

画像引用:ジャンプ+

後日、彼と改めて話し合う柳女は言いました。

「自分で思ってたよりも歪んでた。ごめんなさい」

そして会社も辞めて県外に行って、両親から一度離れてみること。

葬祭か何か死に関する仕事がしたいという希望を元婚約者に話す柳女。

その言葉に彼は「それって…それが生の方の不妊治療には置き換わらないの?」と一縷の望みを託して聞きます。

しかし柳女の気持ちは変わりませんでした。

「無理…だから歪んでる」

そう寂しく言ったその表情は、どこか寂しく笑ってるようにも見えました。

でも彼女は、そんな自分以上に歪んでいる加藤と出会います。

エピソード詳細:ROUTE END第11話:「ド変態」

画像引用:ジャンプ+

今にも消えてしまいそうなくらい傷ついていた加藤。

「臣とセックスする度、私は臣を産みなおしてあげている気持ちになる。

実際臣は生き返っていった。

こんな形でこのカラダが生へ機能するなんて思ってもみなかった。

臣なら何度でも産みたいって思える」

加藤を救うと同時に、自分も救われていたこと。

それをちゃんと加藤に伝えなければ、そう柳女は決意します。

しかし、無事帰宅した加藤は今日はこのまま寝たい、と柳女に伝えます。

そして倒したはずの写真が、柳女によって綺麗に立てかけられているのを見た加藤は彼女に伝えます。

「写真…しばらくの間押し入れに片付けておいてくれないか」

加藤の言葉に驚き、戸惑いながらもわかったと答える柳女。

しかし、あれほど大切にしていたものを見ようともしない加藤の態度に、柳女は胸騒ぎを覚えるのでした。

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「ROUTE END ルートエンド」第16話の感想:またえらいヘビーなのぶっこんできたな

何ていうか、こうもうこの漫画の真骨頂とも思える位ヘビーで考えさせられる題材ぶっこんできたなぁと。

そしてびっくりするくらい女性目線で描けているなぁと思いました。

少なくとも私は柳女の感情に全く違和感がなかったです。

何て言うか、親はきっと私の産んだ孫とか見たいんだろうなって気持ちはわかるんですよ。

でもそれをしたいとは思えないんですよね。

別に私は柳女の様な病気がある訳でもないんですが。

なのに子供が欲しいとか思えない自分は歪んでるんだろうなぁとは思った事ありますね。

なんか普通に結婚して普通に子供産んで育ててる友人とか見ると、純粋に凄いなぁって尊敬してしまいますね。

普通ってすごくハードル高いです。

なので柳女が両親から不妊治療を薦められた時は、ホントにうわぁって思いました。

いや、両親の言う事もわからなくはないんですが。

何と言うか拒絶感がすごくありますね。

それ位色々考えてしまいました。

子供の事については、本来死ぬ事と同じくらい向かい合わないといけない事なんですよね。

どっちもまだしばらく考えたくないなぁ…。

そして加藤生還して良かった!

いや、なんか病んでる感はすごいけど、死にそうなフラグは未だあるけど。

それでも今回生きて帰って来てくれて良かったです。

江崎の方は無事なんですかね?

あと地味に警察のターンなかったのは今回初じゃないですかね?

「ROUTE END ルートエンド」2巻の発売は9/4(月)!

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二巻の表紙は凛とした佇まいがカッコいい五十嵐です。

こうやって見ると、五十嵐はホントにヒロインというよりはもう一人の主人公ですね。

これが一巻でもなんか納得したかもしれない謎の説得力があります。

一巻発売の際もテンション上がりましたが、二巻の発売も楽しみですね。

作者の中川海二さんが在住の高知県では各書店でフェアが行われていたそうなので、今回もあるかもしれませんね。

畜生、去年まで住んでたのに!

こんな感じでROUTE END がずらーって再び並ぶ光景が見れるかもしれないですね!

三巻に収録されてるであろう、橘の故郷の風景とか結構高知っぽいんですよね。

その辺りもちょっと注視してみてください。

9月4日(月)発売!「ROUTE END ルートエンド」2巻収録話

ROUTE END第7話:エンドとの対峙

ROUTE END第8話:怒り

ROUTE END第9話:橘社長の爪痕

ROUTE END第10話:居場所

ROUTE END第11話:「ド変態」

ROUTE END 第12話:橘の故郷へ

ROUTE END 第13話:仮面の男のDNA

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マッチョグルメ1巻のネタバレと感想とジャンプ+の特別編

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