橘の故郷にて高校の担任を訪ねる五十嵐と春野。
そこで明かされる驚愕の真実。
ROUTE END ルートエンド第14話あらすじ
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comicoリニューアル炎上で削除した人にオススメしたい漫画アプリ
また登場人物がごっちゃになるので雑な早見表を作りました
ROUTE END ルートエンド1巻を買ったので登場人物を整理する
橘浩二の高校時代
五十嵐と共に橘の元担任を訪ねる春野。
彼が言うには最後に橘と会ったのは卒業式で、その後すぐ県外へ行ってしまった。
その後帰ったという話も聞かない。
高校時代は典型的な不良で、しかも金魚の糞的なポジションだったそうで、元担任もあまり顔が思い出せないとの事。
「意外だ…」
そうショックを受ける春野でしたが、これはまぁ無理もないでしょう。
なんか不良って感じじゃなさそうですもんね。
どちらかというと成績は良いけど目立たないタイプっぽいですもんね。
不良だったことからヤクザとも関りがあり、金銭的にマズい事になって親の金を持ち逃げしたとかで、ヤクザに追い回されているという噂も30年以上前にはあったと元担任は話します。
そりゃあ親戚も絶縁したくなりますわ。
そら遠く離れた場所でお葬式やっても、親戚は参列したくないでしょうね。
エピソード詳細:ROUTE END第3話:橘社長の言葉
DNAの該当者
「被害者の中から『仮面の男』のDNAに一致する者がみつかった」
その鬼頭の報告に野口係長はそんな捜査をしていたとは聞いていないと言いますが、鬼頭はしれっと「ですから今」と悪びれることなく言います。
なんかどんどん鬼頭好きになっていくなぁwww
なんだよこの有能www
画像引用:ジャンプ+
被害者は春野兄弟が襲撃される前には既に死んでいるのでは?
そんな問いに鬼頭は最初は一致するDNAを探したかった訳じゃない。
近親者がいないかを調べたかったのだと答えます。
そんな回りくどい鬼頭の言い方に小阪主任は「結論から言え、その”一卵性の双子”は誰だ」と簡潔に聞きます。
一卵性の双子であれば、DNAが一致するのは当然。
そんな当たり前の見解に鬼頭は「双子じゃない」と答えます。
ざわめく会議室内。
「三つ子だ」
そう鬼頭は言いました。
『仮面の男』と同じDNAを持った死体が二体いたのです。
さっきはエンドの被害者と言ったが、そのうちの一人に関しては本当にエンドの被害者かどうかはわからない死体だった。
それは第4の事件があった家の床下から発見された白骨死体。
エピソード詳細:ROUTE END第1話:「死」がテーマの重厚サスペンス!?
そして橘浩二が共に『仮面の男』と同じDNAの持ち主だったのです。
画像引用:ジャンプ+
橘浩二として元担任から見せられた卒業アルバムの写真。
それは春野の知る橘社長ではありませんでした。
整形などで説明ができるレベルの変わりようではなく、完全に別人。
本物の橘浩二がヤクザ関係のトラブルがあった事から、戸籍を売りそれを春野が知る橘社長が買った。
そう考える方が自然です。
小阪主任は五十嵐からそう報告を受け、こちらに帰ってくるよう指示します。
また五十嵐に『仮面の男』が三つ子だった件を伝え、春野に口外しない様厳重に注意します。
「DNAが一緒ならば『仮面の男』の方がアウンの橘浩二である可能性も…」
そう五十嵐は考え、春野の元に向かいます。
流石にショックを隠しきれない春野でしたが「それでも俺の知ってる社長は社長だ。本当の名前がわからなくても」と相変わらずの前向きな春野でした。
帰るという五十嵐に春野は本物の橘浩二が社長にどうやって戸籍を売ったのか調べてみると言います。
しかし五十嵐はそれが組織的なものならば下手に嗅ぎまわられると捜査の邪魔になるから、とその案を却下し「やれることもないんですから、帰りましょう。一緒に」と提案することになります。
出生不明のこどもたち
「橘が橘じゃない?」
小阪主任から五十嵐の報告内容を受けた野口係長はそう言いました。
画像引用:ジャンプ+
「なるほどな。出生不明の三つ子か。アウンの橘に白骨死体に仮面の男」
その報告は野口係長にとって合点のいく報告内容でしたが、五十嵐がそんな捜査をしていたなど初耳だった野口係長。
鬼頭だけでなく小阪主任にもしてやられた彼は「結果は出しているが、鬼頭もお前も事件が解決したら形式上始末書は書いてもらうぞ」とため息交じりに言いました。
「ええ構いません。始末書書くのは好きです。早く書きたいですね」
そう言ってのける小阪主任www
もうこの人たち好きだわwww
帰りの車内。
春野は五十嵐に捜査の進展があったのかを尋ねますが、五十嵐は答えてくれません。
ならばと「五十嵐さん孤児って聞きましたけど」と話題を変える春野。
小阪主任から弟と血がつながっていないと聞いたという春野に、五十嵐は「主任そんなことまで話したんですか!?」と驚きます。
エピソード詳細:ROUTE END第8話:怒り
「まずい話でした?」と聞く春野に五十嵐は構わないと話し始めます。
赤ん坊の頃に一緒に捨てられていて、弟はへその緒も切られないままだった。
出生もわからずじまい。
養護施設では同じ苗字に「晶」と「秋奈」という似た名前をつけられていたから姉弟としてしか思えなかった。
しかし実態は自分にもわからない。
「絆が強かったんですね」
そんな春野の言葉にそうですね、と相槌を打った後五十嵐は呟きます。
「一緒に捨てられた仲なのに…私を捨てていきやがった…」
恨み言の様な五十嵐の言葉。
それに普段は丁寧な五十嵐の闇を垣間見たかのような春野は不意に「春野さんも噛み癖があったんでしたっけ?」と五十嵐から尋ねられます。
以前母親の首つり死体に噛みついていた事、その話から五十嵐は春野にそう聞いたのです。
エピソード詳細:ROUTE END第2話:春野の部屋と次の犠牲者
しかし春野自身はそれ以外に噛み癖に思い当たる節はなさそうでした。
「私は噛み癖がひどい子供でした」
そう五十嵐は言います。
噛み癖の心理も色々あるらしいが、五十嵐の場合はきっと愛情の強さを確認する為の噛み癖でした。
どれだけ嫌なことをしても逃げない愛情。
画像引用:ジャンプ+
それを確かめる為に、弟の右肩にはいつも噛みついていた。
いつも同じところを噛むから、大人になってもちょっと痕が残っていた。
それでも弟は逃げずにじっと耐えていた。
そんな弟を「優しすぎる奴だった」と五十嵐は言います。
「自殺したとき、私が晶の生命力を奪ってしまった気がしました。晶も私に噛みついてくれれば良かったのに」
そう後悔の念をにじませる五十嵐に「弟さんも五十嵐さんがいたからこそ支えられていた部分はあると思います」そう春野は五十嵐に言葉をかけます。
何度目かの休憩場所のコンビニで、春野は以前自宅の近くで見かけた男とすれ違います。
エピソード詳細:ROUTE END第2話:春野の部屋と次の犠牲者
思わず「あっ、空き巣」という春野に反応する五十嵐刑事。
「どこですか!?」と職業柄追いかける五十嵐を「あ、いや違います!前にうちを見てただけのー」と引き止める春野。
画像引用:ジャンプ+
しかし、その追いかけた男の横顔は死んだはずの弟・晶そのものでした。
電車が迫る踏切さえも跳ね除け、追いかけようとする五十嵐。
「何やってんだよ!」
そう五十嵐を間一髪引き止めた春野でしたが「晶ー?」五十嵐はまだ死んだはずの弟に混乱する最中にいました。
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「ROUTE END ルートエンド」第14話の感想:正直双子オチくらいは予想してた
まさか三つ子とは…。
となると最初の白骨死体を隠蔽したのはあの橘社長で間違いないですね。
彼を殺したのが橘社長かどうかはわからないですが。
う~ん、この昭和ホラー感好きだなぁwww
アメトーークで広瀬アリスさんがグロい漫画を好む事は話題に新しいですが、彼女の好きそうなデスゲーム系漫画とは違った昭和の泥臭い感じがたまらんですね。
広瀬アリスさんが好きなデスゲーム系はなんか平成ってか21世紀って感じがするんですけど。
でも白骨死体まで同じDNAの持ち主ってのは驚きました。
ってか白骨死体のことすっかり忘れてましたよ。
これでやっぱり若狭犯人説はないな。
三つ子のうち橘社長だけが戸籍を入手できたんでしょうか?
仮面の男と白骨死体は未だ戸籍なしなんですかね?
また本物の橘浩二ってどうしてるんですかね?
多分のたれ死んでるんだろうけど。
そして五十嵐晶のそっくりさんは普通に生活しているんでしょうか?
なんか双子だったら片方は普通に育ってるパターンあるじゃないですか。
今回もそのパターンなのかな?
それだったら五十嵐と弟は別家庭でそれぞれ捨てられた事になるんでしょうが。
実際今の日本でもこういった子捨て事件は、ある場所にはあったりするんでしょうね。
あと小阪主任と鬼頭がどんどん好きになって行くんですが、どうしたらいいですかね?
次の話:ROUTE END第15話:生死