橘の故郷に着いた五十嵐と春野。
二人の邂逅は思いのほか早く…
ROUTE END ルートエンド第13話あらすじ
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comicoリニューアル炎上で削除した人にオススメしたい漫画アプリ
また登場人物がごっちゃになるので雑な早見表を作りました
ROUTE END ルートエンド1巻を買ったので登場人物を整理する
前の話:ROUTE END ルートエンド第12話ネタバレ&感想、考察:橘の故郷へ
邂逅
橘社長の故郷へとやって来た春野。
とりあえず数少ない手がかりの本籍地の住所へ行ってみようとしていましたが、時刻は12時。
先に昼食を取ろうと考えます。
ですが、道中立ち寄ったレストランは満席の様でした。
しかし一人だとわかると、店員さんが相席を用意してくれました。
画像引用:ジャンプ+
で、そこで相席で一緒になったのが五十嵐ですよwww
何たる偶然www
春野に独自に調査しているのかと尋ねる五十嵐。
刑事さんも?と聞き返され、五十嵐は「独自ではありません」と返します。
「春野さん、気持ちはわかりますが…」
そう春野に説得を試みようとした五十嵐でしたが、春野の「気持ちがわかるなら止めないで貰いたかった」という言葉に先に反省を促されます。
「あれは刑事として止めざるを得ませんでしたが、逃がしてしまった事自体は謝ります」
そう言って五十嵐は改めて春野に謝罪します。
「本当に不甲斐なくて…すいません」
そして気まずいまま食事を終えた五十嵐は、先輩の刑事に呼び止められます。
「遠くまでお疲れ様です」
そう言われた荒田刑事はホントだよ、と嘯き「主任だ」と携帯電話を五十嵐に差し出します。
小阪主任の話はこうでした。
「荒田刑事はこちらの捜査に戻すので、春野の監視を兼ねて一緒に橘の過去を探れ」
そうは言われてもどうやってと狼狽える五十嵐に小阪主任は「腕の見せ所だな」とだけ言って電話を切ってしまいました。
どうやって…とため息をつく五十嵐に荒田刑事は「色仕掛けとか」と軽口を叩きますが、五十嵐に凄く真顔で見つめられ、思わず「すまん」と謝るのでしたwww
一方、食事中の春野の元には真人からメッセージが入っていました。
「この前は殴ってごめん」
それと彼の妻である蒼井の検査結果が陽性で早期の乳がんだったという事。
幸い発見が早かったから大丈夫だというのが医師の判断だそうですが、詳しくはまた改めて話す、との事でした。
そんな報告に少し暗い気持ちのまま食事を終えた春野を待っていたのは五十嵐でした。
橘の本籍地の住所しかしらないんじゃないか?という五十嵐の問いにそうですけど、と答える春野。
五十嵐は春野に説明します。
本籍地の住所に行っても、橘の両親自体絶縁状態だった上、その両親も既に亡くなってるから何もわからない。
それより今から高校時代の担任に聞き込みに行くので、一緒についてくるか?と。
願ってもない五十嵐からの申し出に「え…いいんですか?」と驚く春野。
「うろちょろされるよりは」そう答える五十嵐。
言い方に棘はあるものの、渡りに船な条件には違いない。
春野は五十嵐の後をついていく事に決めました。
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謝罪
港に車を停め、ここから歩くと言う五十嵐。
海辺のなんてことない田舎。
しかし「社長はこの海を見て育ったのか」と春野は感慨深く感じます。
急な潮風に五十嵐の髪が春野を打ちます。
「あ!すみません」
そう謝る五十嵐に大丈夫と答えてから春野は言いました。
「俺も謝らないといけない事が…あと感謝も」
春野の言葉に「え?」と聞き返す五十嵐。
「五十嵐さんが来なかったらエンドに飛び掛かる隙もできなかったから、ありがとうございました」
五十嵐が来なければ、みんな殺されていたかもしれないと春野は御礼を言いました。
そして言いにくそうに「謝罪の方は…」と言い「手を上げてすみませんでした。つい…あの時はカッとなって」
そんな春野の言葉に思い当たる節がないと五十嵐は答えます。
「いや、あの時手首を思いっきり掴んだから痛かったんじゃないかと…」
春野に言われ、五十嵐は初めて合点がいった様でした。
「女性には手を上げたこと無かったんですけど、すみません」
画像引用:ジャンプ+
謝る春野の手首を五十嵐は思いっきり掴みます。
その思わぬ痛みに「痛でっ!?」と叫ぶ春野。
「大丈夫ですよ、私の方が力は強いので」
五十嵐はそう気にするなとでも言うように笑います。
それが面白かったのか「なんだそれ」と朗らかに笑う春野に釣られて五十嵐も笑います。
ひとしきり笑った後、春野は棺の中の橘の姿を思い出し、表情を曇らせます。
その表情の変化を見て、五十嵐も言葉を詰まらせます。
「俺が…俺が先にエンドを見つけたらたぶんまたああなる。自制する自信はない」
どこか寂しそうに言う春野に五十嵐も「ええ」と相槌を打ちます。
「だからといって必ず殺したい訳じゃない。捕まるんなら何だっていい、お願いします」
そう言って五十嵐に背を向け歩き出した春野でしたが、五十嵐に道が違うと指摘されますwww
そして五十嵐は春野を止めたのにもう一つ理由があると言いました。
橘の自宅前で張り込みをしていた際に、春野と話した事が心の支えになっている。
エピソード詳細:ROUTE END第2話:春野の部屋と次の犠牲者
画像引用:ジャンプ+
「春野さんになんというか、変な言い方になりますが、穢れてほしくなかった」
そう意外な言い方をして「これは私情なので忘れてください」と言って五十嵐は歩みを早めました。
一方、警察の方では鬼頭が新たな発表をしていました。
「『仮面の男』のDNAに一致する者が見つかった」
その報告は今までの常識を覆すものでした。
画像引用:ジャンプ+
「エンドに殺された者の中からな」
エンドに殺された5人の被害者、それが『仮面の男』と同じDNAの持ち主だったのです。
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「ROUTE END ルートエンド」第13話の感想:急展開すぎやしないか?
いやもう「マジかよ」しか言葉が出なかったですね。
同じく土曜日連載の「彼方のアストラ」がクローンをテーマにした作品なんですが、流石にルートエンドでその線はないのかな、と思います。
殺された人間の中から…ってことは仮面の男=橘社長ってのもあるんだろうか?
橘社長が描かれてるシーンは少ないのですが、春野との電話のシーンで唯一「左利きかも?」と思える個所はあったんですが…。
画像引用:ジャンプ+
もし右手で何か書いてるとかだったらこの電話の取り方になるしなぁ。
でも橘社長だったら春野の家を知ってるのも納得だし、色々辻褄が合う所ではあるんですよね。
今更最初の方の被害者の戸崎悟とか出てこられても困るしな。
話は変わるのですが、今回の春野と五十嵐の「相棒未満」的な関係がすごくいいなぁと思いました。
友達ではないし、勿論恋人でもない。
でもなんか通じ合う所があって、お互いに尊敬もしてる。
そう考えると「相棒未満」ってのが自分的に一番しっくりくるかな?
安易に恋愛パートには進んで欲しくないですね。
そういう関係になるのはエンドの事件が解決して一か月くらいしてちょっと安心した時にバッタリ再会して…みたいな感じで始まって欲しいかな?
最早個人的趣味の領域ですけどね。