twitter等で話題沸騰の人気作「青のフラッグ」
個人的にも話が意外な方向へ行って気になって来たので第一話から各話感想を書いていきたいと思います。
青のフラッグ第1話あらすじ
画像引用:ジャンプ+
『親友か恋人か、助けられるのはどちらか一人』
代表的な究極の選択のひとつです。
twitterでは「どうしてお前らが一緒にいるんだよ」という秀逸なツッコミもありましたが、この物語の主人公・一ノ瀬太一は「どちらもいないから関係ない」と言い切ります。
それでも季節は廻り、新学期はやってきます。
しかしついていない事に、太一は一人仲のいい友人たちと合同授業ですらかぶらないクラスになってしまいました。
「他に知ってる人いないの?」という友人の問いかけに答えようとしたその時、太一はある人物に「わっ!」と驚かされます。
画像引用:ジャンプ+
まるで小学生の様に太一を驚かせた男は太一の幼馴染である三田桃真でした。
「タイちゃん」と気さくに話しかけ、同じクラスであることを無邪気に喜ぶ桃真ことトーマでしたが、太一は浮かない表情。
新学期も始まって数日。
友人たちと昼休みを過ごしていた太一は「なんでお前三田桃真と仲良いの?」と聞かれます。
それもそのはず、地味な太一と違ってトーマはリア充中のリア充だったのです。
野球部で運動神経もバツグン。
器用で何をやらせても平均以上。
身長は189cmで筋肉はバキバキ。
人当たりもよく、女子の人気も勿論高い。
それにもかかわらず彼女を作らないトーマに太一の友人は邪推しますが、太一は「トーマはそんな奴じゃない」と相手にしません。
そんな中教室に悲鳴が響きます。
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ふざけていた男子が勢い余って食事中の女子のお弁当箱を床にぶちまけてしまった様です。
画像引用:ジャンプ+
お弁当を駄目にされてしまった女子は空勢二葉。
一緒にいた彼女の友人が男子に向かって怒る中、彼女は黙々と駄目にされたお弁当の中身をひらっていました。
その姿をいたたまれない思いで見つめる太一。
「相変わらずどんくせぇよな、空勢さん」
そう思ったままを口にした太一でしたが、友人は「なんで空勢二葉のこと嫌いなの?」と太一に聞きました。
思いもよらぬ疑問をぶつけられた太一は戸惑います。
「なんかお前あの子に冷たくね?小動物とか好きなのにさ」
そうハムスターを連想させる空勢さんを見つめながら話す友人。
否定はしたものの、太一には心当たりがありました。
1、2年と同じクラスだった空勢さん。
一度も話した事はなかったものの、太一の目に映る彼女の姿はどんくさくていつも俯いている。
それはまるで鏡の中の自分を見ている様で太一は嫌だったのです。
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そんな太一に「何見てんの?」と声をかけてきたのはやっぱりトーマでした。
空勢さんが嫌いな理由はわかっている太一でしたが、トーマと仲が良い理由は太一自身が聞きたい位わからないものでした。
トーマは太一と話したい様でしたが、クラスに入るなり女子に話しかけられたので自然と距離をとる太一。
「嫌いじゃないけど苦手になっちゃったんだよなぁ~」
そう太一はトーマについて思うのでした。
放課後、太一は本屋で懸命に自分の身長よりも高い位置にある本と格闘する空勢さんを発見してしまいます。
画像引用:ジャンプ+
あまりにも無謀なその姿に、太一はつい手を貸してやりたくなりました。
「大丈夫?」
そう声をかけると、彼女は急に慌てだしました。
それもそのはず、彼女が欲しかった本は恋愛の入門書だったのです。
更に太一も身長が届かずに結局空勢さんの欲しかった本は取れなかったのです。
大変気まずい思いをしながら帰路につく二人。
そんな中空勢さんはいきなり「相談したいことがあります!」と普段大人しい彼女からは想像できない位大きな声で太一に言いました。
突然の空勢さんの意外な一面に驚く太一。
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空勢さんはどうやらトーマと仲が良いことから、太一に彼の様子を聞きたい様でした。
さっきの本の事と照らし合わせ、見当をつけて太一はいいました。
画像引用:ジャンプ+
「空勢さんもしかして、好きなの?トーマ」
太一に言葉にされて動揺する空勢さん。
「なんで?なんで?」と動揺する彼女に太一は「なんとなく」とバレバレな事は伏せて答えました。
そして改めて意外におもう太一。
まぁしかし相手がトーマなら何も不自然なところはないか、と自分であっさり結論を出します。
「そういう恋愛相談なら無理だから」
そう突っぱねた太一でしたが、空勢さんは純粋にトーマの事が知りたい様でした。
小学校からの幼馴染、と聞いて空勢さんは小学校の頃のトーマの事を知りたがります。
今と変わらず人気者だった、そしてふと思い出したバトル鉛筆をトーマが流行らせた事を話します。
それを興味深く聞き入る空勢さん。
その視線を感じ、急に恥ずかしさがこみ上げてきた太一はそのまま逃げかえるのですが、空勢さんは翌日学校にお兄さんのものだったというバトル鉛筆を持ってきたのでした。